2013年09月14日
車物語ポルシェボクスター 「風化される時間」
おはようございます。Jです。
三連休ですね。みなさんはどう過ごしていますか?
来週、日本の大学院時代の友人の結婚式があり、マレーシアに行きます。
彼ら二人は学生時代から付き合い始め、約10年くらいかな、今ようやくゴールを迎えました。おめでたいですね。学生時代からの付き合いで、最後までゴールインするというのはなかなか難しいですよね。彼らのような純愛を近くで感じることができて嬉しく思います。
現代の恋の求め方、ある程度いろいろなことに余裕ができて純粋に恋焦がれることがあまり見受けられないように感じてしまうのは私だけでしょうか。なんか上っ面だけの恋というか...相手に求めるものが多すぎると言うか...。
たまには振り返り、たまには思い出す。あの日、あの場所、あの人。心の中から決して消えることはないけれど、もう口には出さない...
これこそが、純愛ではないでしょうか。
それでは、本日の車物語ポルシェボクスター 「風化される時間」
Here we go!
~~~~~~
高架線際の小さな部屋に住んでいた頃
部屋は午前5時から午前1時まで揺れ動いていた。
でも不思議なもので3年も生活しているとあの電車の音が
気にならなくなっていた。
「不満も満足も連日続けばすれは平面的な日常に風化するのさ!」
これは彼の口癖…
貧しさ、騒音、振動と一緒に暮らしていた部屋だったが
抱えきれない愛を信じていた。
あの頃は少しお金に余裕ができると二人で近くのレストランで
ディナーを楽しんだ。
駐車場にはいつもポルシェのオープンカーが停まっていて
「かっこいいよな! いつか僕もあのボクスターを買う!!」
「じゃぁ! 私は助手席ね♪」
二人で夢を追い続けた時代、全てが愛おしい…
…でも、私たちは別れてしまった。
涙はもう涸れた、一昨年起業した私は毎日忙しい日々を
送っている。あの頃の夢だったポルシェ・ボクスターも
手に入れた。
7年が彼と別れた苦しみや、悲しさを風化させた。
一人、苦いコーヒーを飲みながら甘い思い出を辿っている。
私は明日、30歳になる。
別れの時、20代最後の日、もしまだ独身(ひとり)だったら
この場所で会おう。必ず迎えに来るから…
彼の言葉を鵜呑みにしていたわけではないが懐かしい。
腕時計を覗くと夜8時、気がつくと私は黄色いボクスターの
ステアリングを握りエンジンをスタートさせていた。
ここから2時間、あの部屋はまだあるのかしら?
思い出のあの部屋を一目見たら帰ろう。そう自分に
言い聞かせあの街にポルシェを走らせた。
水平対向エンジンのボクサーサウンドは私の鼓動と
リンクする。
見覚えのある町並みが目に映る、高架下を潜りあの角を
曲がれば…
毎日揺れていた二人の部屋の跡は一枚の写真のように
平面的な駐車場に変わっていた。
歩道を越えパーキングに車両を滑りこませ停止した。
ため息と共に上を見上げる。
高架線を走る列車の振動は昔より納まっているみたい。
列車の窓明かりに照らされ、私と同じシルバーのボクスターが
暗がりに映し出された。
その車を降りたスーツ姿の男性は見慣れた優しい笑顔で
こちらに向かい革靴の心地いい音を奏で歩み出す。
Escape and become free.
●●● J FOLKS STYLE ●●●
「ポルシェ・986ボクスター」
イエローボクスターは外見はノーマルながらもポルシェセンターで
メンテされてきたワンオーナー箱入娘。
シルバーボクスターはドレスアップされ、ちょっぴりスパルタンな
仕上がりで機関良好美車両。
J FOLKSでは味付けの異なるボクスターをご用意致しました。
是非乗り比べていただき貴方にあったボクスター選びを推奨致します。
もちろん購入後のメンテナンス・ドレスアップ・チューニングも
J FOLKSにお任せ! 一緒にボクスター生活を楽しんでいきましょう!
J FOLKSの車選びに注目!!車両詳細はこちら↓
http://www.jfolks.com/stock_detail/id=87
http://www.jfolks.com/stock_detail/id=86
J FOLKS HP
http://www.jfolks.com/
代表JのFB
https://www.facebook.com/zhang.jian.56
J FOLKS twitter
https://twitter.com/Jfolks4
三連休ですね。みなさんはどう過ごしていますか?
来週、日本の大学院時代の友人の結婚式があり、マレーシアに行きます。
彼ら二人は学生時代から付き合い始め、約10年くらいかな、今ようやくゴールを迎えました。おめでたいですね。学生時代からの付き合いで、最後までゴールインするというのはなかなか難しいですよね。彼らのような純愛を近くで感じることができて嬉しく思います。
現代の恋の求め方、ある程度いろいろなことに余裕ができて純粋に恋焦がれることがあまり見受けられないように感じてしまうのは私だけでしょうか。なんか上っ面だけの恋というか...相手に求めるものが多すぎると言うか...。
たまには振り返り、たまには思い出す。あの日、あの場所、あの人。心の中から決して消えることはないけれど、もう口には出さない...
これこそが、純愛ではないでしょうか。
それでは、本日の車物語ポルシェボクスター 「風化される時間」
Here we go!
~~~~~~
高架線際の小さな部屋に住んでいた頃
部屋は午前5時から午前1時まで揺れ動いていた。
でも不思議なもので3年も生活しているとあの電車の音が
気にならなくなっていた。
「不満も満足も連日続けばすれは平面的な日常に風化するのさ!」
これは彼の口癖…
貧しさ、騒音、振動と一緒に暮らしていた部屋だったが
抱えきれない愛を信じていた。
あの頃は少しお金に余裕ができると二人で近くのレストランで
ディナーを楽しんだ。
駐車場にはいつもポルシェのオープンカーが停まっていて
「かっこいいよな! いつか僕もあのボクスターを買う!!」
「じゃぁ! 私は助手席ね♪」
二人で夢を追い続けた時代、全てが愛おしい…
…でも、私たちは別れてしまった。
涙はもう涸れた、一昨年起業した私は毎日忙しい日々を
送っている。あの頃の夢だったポルシェ・ボクスターも
手に入れた。
7年が彼と別れた苦しみや、悲しさを風化させた。
一人、苦いコーヒーを飲みながら甘い思い出を辿っている。
私は明日、30歳になる。
別れの時、20代最後の日、もしまだ独身(ひとり)だったら
この場所で会おう。必ず迎えに来るから…
彼の言葉を鵜呑みにしていたわけではないが懐かしい。
腕時計を覗くと夜8時、気がつくと私は黄色いボクスターの
ステアリングを握りエンジンをスタートさせていた。
ここから2時間、あの部屋はまだあるのかしら?
思い出のあの部屋を一目見たら帰ろう。そう自分に
言い聞かせあの街にポルシェを走らせた。
水平対向エンジンのボクサーサウンドは私の鼓動と
リンクする。
見覚えのある町並みが目に映る、高架下を潜りあの角を
曲がれば…
毎日揺れていた二人の部屋の跡は一枚の写真のように
平面的な駐車場に変わっていた。
歩道を越えパーキングに車両を滑りこませ停止した。
ため息と共に上を見上げる。
高架線を走る列車の振動は昔より納まっているみたい。
列車の窓明かりに照らされ、私と同じシルバーのボクスターが
暗がりに映し出された。
その車を降りたスーツ姿の男性は見慣れた優しい笑顔で
こちらに向かい革靴の心地いい音を奏で歩み出す。
Escape and become free.
●●● J FOLKS STYLE ●●●
「ポルシェ・986ボクスター」
イエローボクスターは外見はノーマルながらもポルシェセンターで
メンテされてきたワンオーナー箱入娘。
シルバーボクスターはドレスアップされ、ちょっぴりスパルタンな
仕上がりで機関良好美車両。
J FOLKSでは味付けの異なるボクスターをご用意致しました。
是非乗り比べていただき貴方にあったボクスター選びを推奨致します。
もちろん購入後のメンテナンス・ドレスアップ・チューニングも
J FOLKSにお任せ! 一緒にボクスター生活を楽しんでいきましょう!
J FOLKSの車選びに注目!!車両詳細はこちら↓
http://www.jfolks.com/stock_detail/id=87
http://www.jfolks.com/stock_detail/id=86
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Posted by J(J FOLKS創業者) at 09:18│Comments(0)