2013年10月06日
駆動方式と、その特徴
おはようございます。Jです。
今日は毎週一回のJFOLKSの車豆知識。
テーマは「駆動方式と、その特徴-1」
内容が長いので、何回わけてご紹介します。
それでは Check it out!
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車には色々な駆動方式があります。
駆動方式が違うと何なんでしょうかね?
今回は駆動方式の違いによる特徴を見てみたいと思います。
まずはじめに、駆動方式ってなんですか?ということになると思いますが、駆動方式とは、車のどの部分にエンジンがあり、どのタイヤで車を動かしているか?という意味です。
①FR(フロントエンジン、リヤドライブ)FF(フロントエンジン、フロントドライブ)
②FF(フロントエンジン、フロントドライブ)
③RR(リヤエンジン、リヤドライブ)MR(ミッドシップエンジン、リヤドライブ)
④MR(ミッドシップエンジン、リヤドライブ)
⑤4WDまたはAWD(フォーホイールドライブ・オールホイールドライブ)
※エンジンの搭載位置に関係なく、全部のタイヤが駆動する車のことです。
この5種類がありますが、みなさんの車はどのタイプですか?
①FR
このレイアウトは、前にエンジンがあり、後ろタイヤで車を押して走っています。
以前はこのレイアウトが主流でしたが、今はFFにその座を奪われてしまいました。
この方式のメリットは・・・
・前輪は操舵、後輪は駆動と、前後輪で役割を分担できる。そのためタイヤ性能に余裕が生まれ、より大型で高出力のエンジンを積むことができる。
・前後で役割を分担しているために、タイヤのローテーションの必要が前輪駆動に比べて少ない。
・後輪に荷重がかかる発進・加速時のエネルギーのロスが少なく、FFと比較して加速に有利。
・前輪の切れ角が大きく取れるため、最小回転半径が他の方式に比べて小さい。
・前輪が駆動しないため、FFに比べてハンドリングが素直。
・構造上、整備性が良い。
デメリットは・・・
・FF方式と共有できる部品が少なく、部品点数も多くなるためコスト高になる。
・セダンなどではトランスミッション、ドライブシャフトが車の中心に配置されるため、車内の中心に盛り上がりがあって居住性が悪い。
・リア・サスペンションに大きなスペースが必要なうえ、デフ、プロペラシャフトも加わり、有効スペースが少なくなる。
・接地荷重の少ない後輪が押し進める構造のためスリップしやすく、雨や雪などの悪天候下、荒れた路面では走行安定性や発進そのものが難しい。
・ハイブリッド車の場合、減速時にはフロントに荷重がかかるため、FRでは回生ブレーキによる発電効率が悪い。
よく、後輪駆動車は運転が楽しいと言われますが、MRやRRとFRはちょっと意味が違ってきますね。
FRはMRやRRと比べるとバランスが悪く、車の限界が低いです。しかし、FFと比べるとハンドリングが素直なので、車を自分で操ってる感?が強いので、運転が楽しいと感じるのだと思います。
今日はここまで、次回は ②FFをご紹介します。
ではいい週末を:)!
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